パソコンやスマホでWi-Fiに接続しようとするとき、大量の謎のアクセスポイントが検出される。
そこで、検出されたアクセスポイントの情報を調べてくれる「WiScan」を活用してみよう。アクセスポイントの名称(SSID)はもちろん、周波数帯、チャンネル、MACアドレスなど、各種情報を取得し、信号強度は棒グラフでグラフィカルに表示してくれる。
SSIDには独自の名前付けて管理することも可能。
アクセスポイントの情報は正式に取得できるものだけなので、法的にも安心して利用できる。
WiScan
作者:GDavid Hovel、GroupWyse Software
ファイル名:WiScanSetup.msi
URL:http://groupwyse.com/WiScan.aspx
WiScanの基本画面
WiScanの基本画面。
A……Wi-Fiクライアントの再スキャンを自動的に行なう。標準は1分間隔だが、設定で変更可能。
B……並び替えを、ABC順と電波強度順のいずれかに切り替える。
C……現在利用中の無線LANアダプタの詳細情報を表示する。
D……Wi-FiクライアントのMACアドレスを一覧で表示する。
WiScanの基本的な使い方とデータの見方
スキャンできたアクセスポイントの一覧。棒グラフは信号強度で、「ソート変更
」ボタンで強い順に並び替えができる。
「Channel(2.4GHz)」タブで、2.4Ghz帯のアクセスポイントが表示される。縦軸は電波強度、横軸はチャンネル。
「Channel(5GHz)」タブでは、5GHz帯の情報が表示される。2.4GHzとほぼ同じだが、横軸のチャンネルは36~165まである。
WiScanで取得できる便利な情報
アダプタの詳細情報
「利用ネットワーク」ボタンから現在利用中の無線LANアダプタの詳細情報がわかる。
MACアドレスの一覧
「ARPテーブル表示」ボタンから、無線LANクライアントのMACアドレス一覧を表示できる。
以上、Wi-Fiアクセスポイントの情報を詳細に調べることができる「WiScan」でした。