AIがイラストを描いてくれる「Stable Diffusion」は素晴らしい性能だが、導入が大変だし、基本的にコマンドプロンプトの操作が必要になる。
「Stable Diffusion GRisk GUI」は、そんなStable DiffusionをGUIで操作できる画期的なツール。いわゆるフロントエンドソフトだ。インストールも解凍するだけと非常に簡単。ただし、2022年8月31日現在はバージョン0.1なので不安定な面もある。利用にはCUDAを実行できるNvidiaカードが必須。また、一部のGTX 1660カードでは、半精度でのモデル実行に問題がある。
Stable Diffusion GRisk GUI
作者:GRisk
URL:https://grisk.itch.io/stable-diffusion-gui
Stable Diffusion GRisk GUIのダウンロードとインストール
Stable Diffusion GRisk GUIのWebサイトにアクセスし、「Download」をクリックしてダウンロードし、RARファイルを解凍しよう。フォルダは任意の場所に保存すれば良い。
「Stable Diffusion GRisk GUI.exe」を実行する。
メッセージが表示されるので、右上の✕をタップして閉じれば、GUIが表示される。同時にコマンドプロンプトも表示されるが、こちらも閉じないようにしておこう。
Stable Diffusion GRisk GUIで画像を生成する
「Each new line is new image」に画像の内容をで入力し、「Revolustion」でXとYを「512」にしよう(64の倍数推奨)。最後に「Reder」をクリックすれば実行開始する。
一応日本語にも対応するようだ。
コマンドプロンプトに「Done」と表示されれば成功。エラーメッセージが出た場合はやり直そう。
画像はデフォルトで「results」フォルダに作成される。
実際に作成された画像はこんな感じ。
以上、Stable DiffusionをGUIで実行できる「Stable Diffusion GRisk GUI」の紹介でした。