「Pale Moon(ペイルムーン)」は、2009年にFirefoxからフォークされたインターネットブラウザ。
レンダリングエンジンも独自で、メモリ消費の少ないGoanna(ゴアンナ)が採用されている。
開発は2018年11月現在でも続いており、メジャーブラウザ以外も使いたいという人におすすめ。アドオンなどは、基本的にFirefoxのものが利用可能だ。
なお、初期状態では日本語になっていないため、日本語化作業は必要になる。標準ブラウザをGoogleにする方法と合わせて紹介しよう。
Pale Moon
作者:M.C. Straver
URL:https://www.palemoon.org/
Pale Moonのインストール
配布ファイルを実行し、Defenderのメッセージが表示された場合は「詳細情報」をクリックする。
「実行」をクリックする。
セットアップが開くので支持に従ってインストールする。すべて初期設定のままで問題ない。
初回起動時に、標準ブラウザにするかメッセージが出る。標準ブラウザにしたくない場合は「No」を選択しよう。
Pale Moonを日本語化する
Pale Moonで言語アドオンのページ を開き、「ja.xip」をクリックする。
ダイアログが開くので「Install Now」をクリック。この時点ではまだ日本語化はされない。
アドレス欄に「about:config」と入力する。
警告画面になるので「I promise to be carefull!」をクリックする。
「Search」欄に「useragent.locale」と入力して、「general.useragent.locale」をクリックする。
「ja」と入力して「OK」をクリックしよう。
Pale Moonを再起動すれば、日本語化される。うまくいかない場合は、2回設定してみるとうまくいくかもしれない。
標準検索エンジンをGoogleにする
Pale Moonでは標準ブラウザがDuckDuckGoになっているので、Googleなど使い慣れたものに変更しよう。
検索バーの左のボタンをクリックして、「検索バーの管理」をクリックする。
「検索エンジンを追加」をクリックする。
好きな検索エンジンを選ぼう。ここでは「Google」を選択する。
「この検索エンジンを選択」にチェックを入れて「追加」をクリックする。
以上、インターネットブラウザ「Pale Moon」の紹介でした。