グラフィックソフトはWindows付属の「ペイント」の使い勝手が気に入ってるけど、機能が若干物足りない、でも高機能なソフトは使いこなせない！ という人におすすめなのがフリーのペイントソフト「PicPick」だ。
インタフェースがペイントやOfficeソフトに非常に近く、はじめてでも使いこなしやすい。ペイントとは若干挙動が異なる操作もあるが、慣れでカバーはできるはず。
機能はペイントにある機能に加え、豊富なスタンプやシェイプ、エフェクト機能、スクリーンキャプチャ、クラウドへの共有機能など。レイヤー機能はないが、シェイプの上下入れ替えは可能だ。
なお、PicPickは個人で非営利の場合は無料で利用できるが、仕事で使う場合は有料となるので注意しよう。
PicPick
作者：NGWIN
URL：https://picpick.app/
ファイルの新規作成
PicPickを起動するとオフィスのようなスタート画面が表示されるので「新規作成」をクリックする。この画面が表示されない場合、タスクトレイに隠れている可能性がある。
「キャンバスサイズ」でサイズを選び、「新作成」を選ぶ。サイズはペインと同じように隅にある□をドラッグすることであとから変更も可能だ。
PicPickが起動した。上のツールを使って操作しよう。
基本的な機能の紹介
「スタンプ」を選ぶと、豊富な種類のスタンプを選ぶことができる。スタンプ選択後に、色を変更することが可能だ。
ナンバースタンプはスタンプを押すたびに数字が増えていくユニークなスタンプ。
図形は「シェイプ」メニューから挿入できる。
シェイプを挿入すると、専用の設定画面に切り替わる。Officeと似た挙動だ。
ファイルを共有もしくは保存する
「共有」を選択すると、各種クラウドに保存したり、Officeや外部ファイルへの保存ができる。
画像として保存したい場合は、「ファイル」から「名前をつけて保存」を選択し、「保存形式」を選び、「すべての保存」をクリックしよう。
スクリーンキャプチャ機能を停止する
PicPickをインストールすると、スクリーンキャプチャキーを押すと自動でPicPickがスクリーンキャプチャを取得するようになる。クリップボードに戻したいときは、「ファイル」→「環境設定」から「キャプチャー」を選び、「スクリーンショット」を選択しよう。
以上、ペイントソフト「PicPick」の紹介でした。
